ケースの概要
55歳で末期がんと診断されてしまったEさん。やむを得ず勤務先を退職し、医療対応が充実したホスピスに入所することになりました。末期のため、入所に当たっては迅速な対応が求められましたが、当社はお問い合わせの3日後に訪問をして契約を締結するなど、迅速な対応でスムーズな施設入所を実現しました。また、Eさんは住民票の移転手続やがん保険の保険金請求手続、金銭管理など、必要な手続きをご自身で行うことができない状況でしたので、当社のオプションサービスである各種手続きの代行をご利用いただきました。身元保証以外の手続もワンストップでサポートをすることで、ご利用者に安心いただけたケースです。
突然の末期がん診断
2024年5月、Eさんは体調の不良を感じ、数年ぶりに健康診断を受診したところ、末期の悪性腫瘍であるとの診断を受けてしまいました。医師によると治療は困難で、いつ急変して死に至ってもおかしくない状態とのこと。アパートでひとり暮らしをしていたEさんは、ホスピスに入所し最後のケアを受けることに決め、医療ソーシャルワーカーさんから紹介された近隣のホスピスを入所先として選択しました。
寄せられた2つのご要望
当社は、病院の医療ソーシャルワーカーさんからご相談を受けた際、次の2つのご要望をいただきました。
①いつ急変してもおかしくないので、迅速に身元保証を提供してほしい
②住所移転、保険金請求、今後の金銭管理などご利用者ができないことをサポートしてほしい
①については、現在の状況であれば最短3日でご契約が可能であることをお伝えし、すぐに訪問と契約の日程を決定。迅速に身元保証等のご契約を行うことができました。
②について、当社は金銭管理サービスやご利用者の希望に応じた事務代行サービスを提供しています。Eさんのご希望を伺い、住所移転手続き、保険金の請求手続き、金銭管理等ご希望の内容すべてを当社で対応することとなりました。
手続きをワンストップに
ホスピスに入所される方に対する身元保証は、迅速な対応が求められます。当社は今回、ご相談から3日で契約を行うことができました。また施設への入所にあたり、必要となる手続きをワンストップで提供することで、Eさんが行政や保険会社、金融機関の手続きから解放され、ケアに専念できる環境を実現できました。Eさんの残された時間が、少しでも落ち着き満ち足りたものになれば幸いです。