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生活保護を受けても終末期でも、望むような生活が送れるように。
超高齢社会の単身高齢者を支えるウェルビトの新たな試み。

2024年8月6日リリース
PR TIMES STORY

https://prtimes.jp/story/detail/rwpJGycqZLb

 

身元保証サービスを通してひとりひとりにとって安心の居場所を作り、よりよく生きるサポートをしたいー。

 

そんな志を掲げ2023年3月に創業した株式会社ウェルビト(以下、ウェルビト)。介護施設入所に特化した身元保証サービス「身元保証のみかた」は着実にご利用者が増えるなど、単身高齢者のよりよい生活を支えるサービスへと成長しています。同時に、生活保護を受給する方向けや終末期の方向けのサービスを開始するなど、新たな社会課題解決への取り組みもスタートさせています。

 

今回のストーリーでは、これまで私たちウェルビトが行ってきた活動を紹介するとともに、今後の展望について、みなさんにご紹介いたします。

「身元保証のみかた」がこれからの時代に求められるサービスであると実感した1年

私たちウェルビトの基幹サービスである「身元保証のみかた」。その特徴は、介護施設入所に必要なものに特化した身元保証サービスであることです。

 

単身高齢者向け身元保証サービスの中には、施設入所後の病院への付き添いや買い物代行などの生活支援や財産管理など幅広いサービスを提供するものも多くありますが、身元保証のみかたでは以下の4つに特化したシンプルでわかりやすいサービスとしています(図1)

 

① 身元保証人欄への署名
② 医療同意
③ 死後事務対応
④ 支払い保証

図1 身元保証のみかたの4つのサービス

 

施設入所に特化することで初期費用も25万円(税込27.5万円)と手の届きやすい価格に設定。これまで高額な初期費用の支払いがネックでサービスの利用を諦めざるを得なかった方々にもご利用いただきたいという想いを込めています。また大事な契約は原則として公正証書で行うなど、手の届きやすい価格でも安心してご利用いただけるサービス提供を行う体制を整えています。

 

創業から1年、これまで多くの方にサービスをご利用いただくとともに、お問合せも全国各地からたくさん頂戴しています。私たちウェルビトも日々の事業活動を通じ、「身元保証のみかた」への関心の高さを実感することも多く、このサービスが超高齢社会で単身高齢者が増加の一途をたどる日本において今後より求められていくものであると感じています。

見えてきた新たな課題:生活保護を受給する単身高齢者の生活を支えるため私たちにできることは何か

私たちはこれまで、日々の営業活動に加え関連学会やイベントへの参加などを通じ、「身元保証のみかた」の紹介を行ってきました。ケアマネージャーをはじめ多くの方々からご意見を伺う機会もありましたが、そうした中で新たに取り組むべき社会課題も見えてきています。

 

まず、生活に困窮する高齢者世帯の増加への対応です。

 

図2は、生活保護を受給する高齢者世帯数の推移を表したグラフです。生活保護制度は生活に困窮する方に対して必要な支援を行うものですが、ご覧いただくとわかるように、その数は2012年から2022年の10年間で約1.4倍に増加しました。社会の高齢化が進むとともに、経済的困窮に直面する高齢者世帯が急増していることが伺えます。

図2 生活保護受給世帯の世帯種類別比率の推移(1999年-2022年)

 

では、生活保護を受給する高齢者世帯はどのような特徴があるのでしょうか。厚生労働省のデータによると、実に約92%が「おひとりさま」、つまり単身高齢者であることも明らかとなっています(図3)。国の統計によれば、65歳以上人口は今後2040年頃まで増加の一途をたどり、同時に一人暮らしの高齢者数・比率も右肩上がりになることが予想されています(図4)。こうした状況を鑑みると、「生活保護を受給する単身高齢者世帯」もしばらくは増加を続ける可能性が高いと考えられます。

図3 生活保護受給高齢者世帯の内訳

 

図4 65歳人口における一人暮らしの人数と比率

 

経済的に苦しい単身高齢者の方に対し、私たちはどのような価値提供をできるのだろうか。メンバー間で議論を重ねた結果、生活保護受給者向けの身元保証サービスを新たに始めることとしました。

 

生活保護受給者向けのサービスは、私たちウェルビトがすでに提供している「身元保証のみかた」をベースにしています。ご利用者やケアマネジャーさんなどへの調査結果を踏まえ、生活保護を受給されている方でも安心して施設に入所できるサービス内容としました。またサービス価格も「身元保証のみかた」に対して大幅に抑えた上で、ご利用者の事情に応じて個別の相談もさせていただいております。

 

生活保護受給者向けプラン
https://mi-ka-ta.jp/plan_for_welfare-recipients/

 

すでに生活保護を受給されている方向けのサービスに加え、将来生活保護を受給することが見込まれている方向けのサービスも開始しています。将来ご自身が望むような生活を送るためにも、実際に生活保護を受給するようになってからではなく、まだご自身の経済力で生活ができているうちに今後の生活について考え、対応しておくことが重要だからです。

 

対象となるのは、現在資産があり生活保護受給の対象外であるものの、所定の期間経過後に生活保護受給者になることがわかっている方です(事前に「将来、生活保護受給者になる」と通知いただきます)。生活保護を受給する前の段階では、初期費用および月額費用が発生しますが、その方が生活保護受給者となってからは月額費用が無料となります。具体的なサービス内容も、「身元保証のみかた」の4つのサービスのうち、支払い保証を除いた3つ、身元保証人欄への署名・医療同意・死後事務対応がご利用いただけます。

 

ゆくゆく生活保護受給者向けプラン
https://mi-ka-ta.jp/plan_for_future-welfare-recipients/

終末期は病院から地域へ:高まるホスピス需要に対応した新たなサービス「未来の安心プラン」

終末期医療の変化への対応、という課題も見逃せません。

 

日本の医療は今、病院が診断や治療、救命、延命、そして社会復帰の支援までを行う「病院完結型」から、病気を抱えながらも住み慣れた自宅や地域で生活することを目指す「地域完結型」医療へのシフトチェンジが求められています。こうした流れの背景には、高齢化が進み、病院だけで全ての医療を行うことは困難になっている、という現状があります。死亡場所の推移をまとめた国の統計によると、病院死は2005年をピークに減少傾向にあり、自宅や老人ホームなどの施設で亡くなる比率が増加傾向にあります。

 

今後、高齢化が進むにつれて医療の在り方も「病院から地域へ」という流れがますます加速していく見込みです。そして、現在、がんの末期や神経難病といった、医療依存度の高い患者を中心に受け入れるホスピス系施設の需要が増し、そこで人生の最期を迎える高齢者も増えています。そんな中、身元保証人がいないという理由で人生の最期を自分が望むようなかたちで送れない、という方が増えてくることも十分に予想されます。そうした方向けに新たに始めたサービスが「未来の安心プラン」です。

 

「未来の安心プラン」は、終末期の方のホスピスへの入所に特化した身元保証サービスです。悪性腫瘍などご利用条件を満たした終末期の方に対し、最短2日で身元保証契約を締結します。またサービス内容も、身元保証のみかたの4つのサービスに加え、終末期の方からのご希望が強い「金銭管理」を加えた5つを標準サービスとして設定。オプションとして「引っ越しサポート」「不用品処分サポート」「賃貸借契約の解除サポート」「住民票の移転手続き代行」「がん保険の保険金請求手続き代行」なども用意しており、ホスピス入所に関連する各種手続きをウェルビトがワンストップで提供することで、ご利用者が行政や保険会社、金融機関などの手続きから解放され、治療やケアに専念できるようにしています。

 

多くの方に最期まで自分らしい人生を歩んでほしい。そんな願いを込めて、新たなサービスを成長させていきたいと考えています。

 

未来の安心プラン
https://mi-ka-ta.jp/plan_for_future-security/

述べ参加者数1,800人超! 単身高齢者にまつわるトピックをわかりやすく解説する「ウェルビト勉強会」

これまでご紹介した通り、私たちは創業以来、新たなサービスを開発・展開に努めてきましたが、こうした活動を行ううえで重要視しているのは、ケアマネージャーの方々とのコミュニケーションです。普段から単身高齢者の日常生活を支えるケアマネージャーの方々の声を聞き、困りごとや心配ごとにお応えするとともに、何かあったときに頼りになる存在としてウェルビトを認知してもらうことが、単身高齢者の方の幸せな生活につながると考えているからです。

 

では、ケアマネージャーの方々に対し、私たちはどのようなコミュニケーションが取れるのか。その一つの手段として、「身寄りのない高齢者が抱える課題」をテーマにケアマネージャーなどの自己研鑽をサポートする「ウェルビト勉強会」を開催しています。2023年6月の勉強会開始から1年、これまで全24回開催し、延べ1,800人以上の方にご参加いただくなど、瞬く間に好評コンテンツへと成長しました。

 

ウェルビト勉強会の特徴は、多様なテーマと一流の講師陣です。

 

テーマについては、医療や福祉、介護、法律など、ケアマネージャーにとって必要な分野を幅広くカバーしています。以下に一例を挙げます。

 

「認知症の方との上手なコミュニケーションの取り方は?」
「任意後見制度について知りたい!」
「高齢者のメンタルヘルス対策ってどうすればいいの?」

 

勉強会の内容も日常業務で参考になるものとしています。

 

例えば、どうしたら単身高齢者の体調変化に気づけるのか。単身高齢者の場合、ちょっとした体調変化が見逃されがちですが、それが取り返しのつかないことになる可能性もあります。そこで大切になるのが、「何かおかしいな」という直観をそのままにしないこと。そのうえで「顔・表情」「言葉(=心の動き)」「体の動き」という3つのポイントでチェックし、明らかに表情が暗かったり、話しかけても応答がなかったり、落ち着かずにうろうろしたりといった特徴が見られたら速やかに医療従事者へ伝える。

 

このように実践的な内容を具体的な事例を交えて紹介しています。内容に対する参加者の満足度は概ね高く、毎回「まさに今直面している問題を取り扱ってくれてよかった」「明日から役立てられる内容で満足」などのご感想をいただけており、メンバーもうれしく思っています。

 

講師は当初、ウェルビトのメンバーである医師や理学療法士、司法書士が務めていました。それぞれが豊富な実務経験を持つスペシャリストではあるのですが、少人数のためどうしてもテーマが限定されてしまいます。もっと幅広いテーマを取り扱うことができれば、これまで以上にケアマネージャーの方々のお役に立てるのではないか。そう考え、外部から専門家を招き、登壇していただくことにしました。

 

これまで登壇した外部の専門家は内科医や救急医、精神科医、歯科医師、看護師、公認心理師など。いずれも各領域の一線で活躍されている方です。こうした専門家の視点から「身寄りのない高齢者が抱える課題」について分析し、課題提起できることも、ウェルビト勉強会が支持されている要因だと考えています。

 

今後のウェルビト勉強会の開催予定および過去のウェルビト勉強会のアーカイブ動画は下記よりご覧いただけます。取材も受け付けておりますので、お気軽にお申込みください。

 

申し込み受付中に関する記事一覧
アーカイブ配信に関する記事一覧

 

身寄りのない高齢者のケアプランの立案を行うケアマネージャーの方々のお力になりたい、という思いは、創業当時からメンバー間で共有してきたものです。高齢者にまつわる幅広い知識が求められるケアマネージャーの方々に対し、各テーマの専門家の視点から最新の情報を提供し、実務で役立てていただく。それはケアマネージャーの方々の自己研鑽はもちろん、最終的には身寄りのない高齢者の方々の生活をよりよいものにすることでもあると考えています。「ウェルビト勉強会」によりケアマネージャーの方々をサポートし、少しでも多くの方がよりよい生活を送ることができる社会の実現に向けてともに取り組んでいきたい。そう考えています。

私たちの使命:お客様の幸せと社会課題の解決につながるサービスの提供を

私たちウェルビトは、「ひとりひとりにとっての安心の居場所を作り、よりよく生きていけるための支援を行うこと」をビジョンとして掲げ、この1年活動を続けてまいりました。「身元保証のみかた」というサービスでスタートしましたが、その後わかってきた社会課題につながるサービスへと展開をしてきています。ウェルビトのサービスを通じて、頼ることができる家族・親族がいない方々でも安心して生活していただける社会を実現させる。時代は変わっても私たちの使命に変わりはありません。今後もお客様の幸せと社会課題の解決につながる新たなサービスの提供を行うべく、メンバー全員で取り組んでいく所存です。

 

会社概要

社名:株式会社ウェルビト
本社所在地:東京都新宿区四谷三丁目13番4号
代表取締役:堀内貴敬 山内 悠
事業内容:施設入所に特化した身元保証サービス
設立: 2023年3月2日
HP:https://mi-ka-ta.jp/

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