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身寄りのない高齢者でも安心した生活を送れる社会の実現へ。
超高齢化時代の課題解決に挑む、ウェルビトの取り組み

2023年9月12日リリース

身元保証サービスを通してひとりひとりにとって安心の居場所を作り、よりよく生きるサポートをしたいー。

私たち株式会社ウェルビト(以下、ウェルビト)は、そんなビジョンの下、介護施設入所に特化した身元保証サービス「身元保証のみかた」の提供を行う会社です。

このストーリーでは、ウェルビトを始めた背景にある社会課題と、その解決に向けた私たちの活動、今後の展望について、みなさんにご紹介いたします。

「おひとりさま」が増加の一途をたどる日本の現状

みなさんは現在、日本でどれくらいの数の「おひとりさま」、つまり単身高齢者世帯があるか、ご存知ですか?

正解は、672万世帯(2020年時点)です。この数字、2000年には303万世帯でしたので、20年で2倍以上に増加したことになります。この傾向は今後も続く見込みで、2025年には750万世帯、2040年には900万世帯にまで達すると予測されています(※)。

65歳以上の単身世帯数の推移

※令和4年度高齢社会白書より
https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2022/zenbun/04pdf_index.html

では、おひとりさまが増えることで、どのような問題が生じるのでしょうか?

一つには「孤立死」の問題があります。おひとりさまの増加に伴い、誰にも看取られずに亡くなる方も年々増えています。身寄りのない方が亡くなった場合、葬祭費を自治体が負担しているわけですが、この件数も増加傾向にあり、2021年度には約5万件、公費にして年間約100億円が使われているのです。

また、亡くなった方の遺骨は引き取り手がいないケースも多く、そうした場合も自治体が遺骨の管理を行っており、こうした「孤立死」にまつわる財政負担の急増が自治体の財源を圧迫している現状があります。

身元保証人がいないゆえに望む生活ができない、という社会課題を解決したい

ところで、単身高齢者の方は好き好んでおひとりさまになっているのでしょうか? 中にはそういった方もいる一方で、子供や親族がいない、またいても関係が疎遠なため、結果的におひとりさまになっている、という方も多くいます。そのような状況にある方々は、必要な時に家族・親族からのサポートが得られず、望むような生活を送ることができない場合があります。例えば、要支援・要介護で介護施設などへの入所を希望するものの、入所時に必要な「身元保証人」がいないがために入所できず、無理をして在宅での生活を継続せざるを得ない状態になってしまっている、といったケースです。そしてこうしたケースが、現在全国各地で発生しているのです。

「身元保証人がいないという理由で施設に入所できず、結果的に望むような人生を送れない方が多く存在する」

そんな社会の“負”を解消し、ひとりひとりが自分らしく生きられる社会の実現に寄与したい、そうすることで自治体の財政負担の軽減も実現させたい。そんな想いを共有したメンバーによって立ち上げられたのが、私たちウェルビトです。

介護施設入所に必要なサービスに特化することで多くの方に手の届く価格を実現

ウェルビトが提供するサービス「身元保証のみかた」の大きな特長の一つは、「介護施設入所に必要なものに特化したサービス」であること。身元保証サービスの中には施設入所後の病院への付き添いや買い物代行などの生活支援やお金の管理等の財産管理など、幅広いサービスを提供するものも多くありますが、身元保証のみかたでは以下の4つに特化したシンプルでわかりやすいサービスとしています。

① 身元保証人欄への署名
② 医療同意
③ 死後事務対応
④ 支払い保証

また、初期費用もリーズナブルな価格に設定しています。通常、身元保証サービスの場合、預託金などを合わせて初期費用に100〜200万円程度かかることが多いのですが、身元保証のみかたの場合は25万円(税込27.5万円)としています。預託金も不要です。施設入所に必要なサービスに特化することで、高額な初期費用の支払いがネックでサービスの利用を諦めざるを得なかった方々でも手に届きやすいご利用価格を実現させました。

もちろん、品質も保証しています。大事な契約は原則として公正証書で行うなど、低価格であってもご利用者はじめ、介護施設や病院の方々にもご安心いただけるサービス提供を行う体制を整えているのも強みです。

弊社サービスの詳細をまとめた資料はこちらよりダウンロードしていただけます。

おひとりさまに関する課題をテーマに専門職の自己研鑽をサポートする勉強会を主催

身寄りのない高齢者のケアプランの立案を行うのは、主に地域のケアマネージャーの方々です。高齢者に寄り添い、生活に関する希望を聞いたり相談に乗ったりしながら、最適な介護サービスが受けられるように自治体や事業者などと調整を行っていきます。そのため、ケアマネージャーは医療や福祉、介護、法律など、単身高齢者に関連する幅広いテーマの知識とそのアップデートが求められます。

そんなケアマネージャーの方々に少しでも有用な情報を提供し、実務で役立ててもらいたい。そんな思いから私たちが取り組み始めたのが「ウェルビト勉強会」です。

これは「身寄りのない高齢者が抱える課題」などをテーマとして取り上げ、ケアマネージャーなどの専門職の自己研鑽をサポートすることを主な目的としています。毎月開催の予定で、オンラインにて行っています。取り扱うテーマは医療や福祉、介護、法律など多様。講師はウェルビトのメンバーである医師や理学療法士、司法書士といった専門家が務めます。こうした各領域の専門家の視点から「身寄りのない高齢者が抱える課題」について分析し、課題提起できることも、私たちウェルビトの強みの一つと言えます。

これまでウェルビト勉強会で取り上げてきたテーマをご紹介します。医療から法律、リハビリまで、幅広く取り上げています。当初は参加者数名でスタートしましたが、少しずつ認知度が高まり、現在は数十人の方に参加していただけるまでになりました。

① 身寄りのない高齢者にまつわる課題
② おひとりさまの医療上の課題
③ ケアの現場で使える成年後見の勘所
④ おひとりさま×在宅医療における支援のコツ
⑤ おひとりさまをリハビリテーションで支えるーリハビリテーションの視点と多職種連携
過去のウェルビト勉強会のアーカイブ動画はこちらよりご覧いただけます。

身寄りのない高齢者のケアプランの立案を行うケアマネージャーの方々のお力になりたい、という思いは、創業当時からメンバー間で共有してきたものです。高齢者にまつわる幅広い知識が求められるケアマネージャーの方々に対し、各テーマの専門家の視点から最新の情報を提供し、実務で役立てていただく。それはケアマネージャーの方々の自己研鑽はもちろん、最終的には身寄りのない高齢者の方々の生活をよりよいものにすることでもあると考えています。「ウェルビト勉強会」によりケアマネージャーの方々をサポートし、少しでも多くの方がよりよい生活を送ることができる社会の実現に向けてともに取り組んでいきたい。そう考えています。

今後のウェルビト勉強会の開催予定はこちらよりご覧いただけます。

私たちの使命:お客様の幸せと社会課題の解決につながるサービスの提供を

私たちウェルビトは、「ひとりひとりにとっての安心の居場所を作り、よりよく生きていけるための支援を行うこと」をビジョンとして掲げています。ウェルビトのサービスを通じて、頼ることができる家族・親族がいない方々でも安心して生活していただける社会を実現させる。これこそが私たちの使命です。現在提供しているサービス「身元保証のみかた」はその一つですが、今後もお客様の幸せと社会課題の解決につながる新たなサービスの提供を行うべく、メンバー全員で取り組んでいきたい。そう考えています。

【会社概要】

社名:株式会社ウェルビト
本社所在地:東京都新宿区四谷三丁目13番4号
代表取締役:堀内貴敬 山内 悠
事業内容:施設入所に特化した身元保証サービス
設立: 2023年3月2日
HP:https://mi-ka-ta.jp/

■掲載サイト:PR TIMES STORY
https://prtimes.jp/story/detail/rYQWOVSXKlr

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