ケースの概要
お子様たちとの関係は良好なものの、負担や迷惑をかけたくないという理由で自ら身元保証人を手配されたケースです。実際にはいくつかのサービスを比較された中で、価格面で最も納得のいくサービスであったという点で弊社に決めてくださったとのことでした。
一戸建ての自宅で生活をすることの限界
Kさんは、S市の一戸建てで一人暮らしをしていました。年齢は90歳を超えていましたが、認知機能に問題はなく、意思表示や判断もはっきりしています。しかし、全身の筋力の衰えなどもあり、段差の多い一戸建てでの生活を続けることに限界を感じ始めていました。
そんな中、ある日自宅で転倒し全身を強打してしまったことをきっかけに、サービス付き高齢者住宅への入所を決断しました。
子どもたちには身元保証人を頼まない
サービス付き高齢者住宅への入所に際しては、介護施設と同様に身元保証人が求められます。Kさんには息子と娘がおり、関係性は非常に良好です。そのため、当然身元保証人もどちらかに依頼されると思われましたが、Kさんは「どちらにも頼まない」「自分で必要なサービスを手配して入所する」と言い切りました。そして、入所を希望するサービス付き高齢者住宅の相談員に「保証会社を紹介してほしい」と依頼され、弊社を含めた3社を検討していただくことになりました。
決め手は「自分に必要なサービス」と「価格」
Kさんは、3社のパンフレットをご自分で読まれ、各社に連絡の上、比較検討されました。Kさんご自身で身の回りのことはできることから、自分に必要なサービス内容という観点で3社を比較してみると、価格面で大きな差があったそうです。具体的には、1社は初期費用が約170万円、もう1社は約140万円とのこと。身元保証サービスの契約購入金額の平均は約147万円(※)とされていますので、どちらも平均的な価格帯です。一方、弊社は施設入所に必要な機能に絞っており、初期費用が27.5万円とリーズナブルであることから、Kさんは関心を持ってくださったようです。その後、不明点をお電話で数回ご説明し、ご本人納得の上ご依頼いただきました。現在、Kさんは快適な環境で過ごされています。
(※)独立行政法人 国民センターの報道発表資料より
今回はご家族がいても身元保証サービスを利用することがあるケースとして紹介をさせていただきました。身元保証サービスに求めるものは人それぞれ異なりますが、このケースではご利用者が必要とするサービスのみを手の届く価格でご提供していることが、弊社をお選びいただく理由となりました。