今回のケース

コラム

ご相談前のお悩み

  • ホスピスに入所するが賃貸部屋の解約手続きなどができない
  • 身寄りがないので身元保証を頼める人がいない

当社にご相談いただいた方

  • ホスピスのご担当者

自力では何もできない
ホスピス入所時に賃貸住宅の解約にも対応

ケースの概要

10月、Hさん(60歳)は、会社の健康診断で膵臓がんが見つかり、緊急入院となりました。2か月程度病院での治療を受けたのち退院しましたが、治療の余地はなく、ホスピスへ入所することになりました。車いす生活となったHさん、自力移動は困難で、これまで住んでいた賃貸住宅の解約を誰かにお願いしたいと考えていました。尚、Hさんは独身で子どももおらず、腹違いの兄が2人いますが現在は疎遠となっています。

会社の健康診断で見つかった膵臓がん

Hさんはこれまで大きな病気をすることなく、定年間際まで会社勤めをしてきました。ある年、会社の健康診断を受けたところ異常が見つかり、検査の結果膵臓がんと判明。そのまま緊急入院となったものの、すでに進行しており治療を施しても改善は期待できないとのことでした。

 

医師からは、これ以上病院でできることがないとの説明を受け、ホスピスへの入所を勧められました。Hさんは当初、ホスピスへの入所を迷っていましたが、実際にホスピスの担当者から説明を受けたところ好印象を抱き入所を決断。入所に際し身元保証人が必要になると説明されたHさんは、自身に頼れる身寄りがいないことをホスピス担当者に相談。担当者から弊社にお話が寄せられました。

賃貸住宅の解約はできますか?

Hさんは、ホスピスの担当者に以下の相談をしていました。

 

・ホスピス入所にあたり、借りているマンションの解約や家財の移動、処分が必要
・ただ、自分には頼れる身内も友人もいない
・お金がかかってもいいので、誰かに依頼できないか

 

この相談を受けたホスピスの担当者は、弊社のオプションサービスに「賃貸住宅の解約」があることを思い出し、また身元保証も必要であったことから、連絡をしてくださいました。弊社はすぐにHさんを訪問し、ホスピスに入所されるために必要な身元保証契約を行いました。併せて、賃貸住宅の解約のサービス等をご説明したところ、正式に依頼をいただいたため、鍵をお預かりし管理会社に連絡。スムーズに解約手続きを完了いたしました。

お困りのことは可能な限り対応できるように

ホスピスや介護施設に入所するときには、様々な手続きが必要です。場合によっては、ご自分で行うことができないこともあります。弊社は可能な限りご利用者の皆様の要望にお応えし、ご安心いただけるようサービスの提供をしております。安心してご相談ください。

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