今回のケース

コラム

ご相談前のお悩み

  • 死後の手続きを全て行ってほしい
  • 戒名や位牌作成にも対応してほしい

当社にご相談いただいた方

  • ご利用者のご家族

ご希望を叶えるために
想いに寄り添う“最期のサポート”

ケースの概要

Nさん(70歳)は、当社の身元保証サービスをご利用され、東京23区内のサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)で穏やかな日々を過ごされていました。しかし、ある日持病のため急逝されてしまいます。その後、ご家族から「戒名をつけてあげたい」「位牌を作成してほしい」などいくつかのご要望をいただきました。こうしたご要望に迅速に対応することで、ご家族にお喜びいただいたケースをご紹介します。

遠方で暮らすご家族

Nさんのご家族は福岡の有料老人ホームで暮らす高齢のお母様と、沖縄在住の弟様。お母様の判断能力はしっかりされていましたが、車いす生活のため東京を訪れるのは難しく、また弟様とは数年に一度連絡をとる程度の関係でしたが、サ高住へ入所することは電話で伝えていらっしゃったようです。

突然のご逝去とご家族の想い

3月初旬、Nさんは持病の発作により急逝されました。その一報が契約時の連絡先として登録されていた当社へ寄せられました。

 

生前に交わした契約に基づき、当社は迅速に葬儀社の手配を行い、お母様と弟様へもご連絡を差し上げました。お二人とも事情によりご葬儀への参列は難しい状況でしたが、「せめて納骨には立ち会いたい」とのご希望をいただきました。

 

お母様からは「立派な戒名をつけてあげたい」「きちんとした位牌も作ってあげたい」とのご要望もいただくとともに、「高齢でどうすればよいかわからない」といった不安も寄せられました。また弟様も「兄とは長年疎遠だったし、そもそも手続きなどどのように進めてよいか分からない。信頼するので一任したい」とお話くださいました。

丁寧な対応によるご家族の安心

こうしたご家族の想いを尊重し、当社ではできる限りの対応をさせていただきました。具体的には、まず戒名を頂けるお寺にご相談。そこでお母さまから伺ったNさんのお人柄などを詳細に伝え、ふさわしい戒名をいただきました。その後位牌の作成も迅速に進め、納骨の日に間に合うよう準備が完了しました。

 

3月末、予定どおり納骨を行い、その場で戒名と位牌をご家族にお渡しすることができました。ご家族も「丁寧に対応してもらえて安心した」と感謝の言葉を口にされていました。

ご利用者、そしてご家族の想いに寄り添うサービスを

当社では、ご利用者の方が安心して最期を迎えられることはもちろん、ご家族が「これで良かった」と心から思えるようなサポートを大切にしています。

 

ご本人が望む人生の締めくくりをご家族と支えるために、これからも一つひとつのご相談に対し真摯に向き合ってまいります。どんなことでもお気軽にご相談ください。

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