今回のケース

コラム

ご相談前のお悩み

  • ホスピス入所予定が迫る末期がんの状況
  • 自宅の整理や各種契約の解除、葬儀納骨が気がかり

当社にご相談いただいた方

  • 医療ソーシャルワーカーさん

ご契約後に転院!?
残された時間の中で迅速なサービス提供

ケースの概要

末期がんと診断されたMさん(74歳・男性)は、終の棲家として医療的ケアが充実したホスピス型施設への入所を希望され、弊社の身元保証サービス(未来の安心プラン)をご契約いただきました。しかし、ご契約の翌日に呼吸状態が悪化。急遽緩和ケア病棟のある病院へ転院することとなりました。施設への入所ではなかったものの、Mさんが気にされていたご自宅の片づけや携帯電話など各種契約の解約、さらには葬儀や納骨について弊社がお手伝いさせていただきました。ご本人の思いを一つひとつ整理しながら、幅広いサポートを迅速に提供したケースをご紹介します。

「入所支援」から「転院後の実務支援」へ即日切り替え

ホスピス入所を前提に準備を進めていた中での突然の転院。

 

このような状況では、支援が中断してしまうと「やり残し」が増え、ご本人の不安や関係者の負担が一気に高まります。

 

そこで弊社は、支援の目的を「入所の実現」から「残された時間を安心して過ごせる状態づくり」へと切り替え、優先順位を再設計しました。医療ソーシャルワーカーさん・病棟スタッフと連携し、請求先や連絡窓口、緊急時の対応フローを先に整理。関係者が迷わない体制を整えたうえで、生活実務の整理を並行して進めました。

自宅の片づけと賃貸借解除を前倒しで実行

Mさんが特に心配されていたのが「自宅がそのまま残ってしまうこと」でした。体調が不安定な状況では、片づけを後回しにするほど難易度は上がります。

 

まずは通帳・カード・印鑑などの貴重品を確保。必要物品と処分物の大枠を整理し、片づけ業者の手配・見積り・回収日程の調整を短期間で進めました。その中で、Mさんが大切にされていたスーツは、思い出の品としてご本人のもとに残しました。

 

あわせて大家さんと調整し、賃貸借契約の解除手続きを確認。ご自宅の鍵の返却まで責任を持って対応いたしました。

「逝去後に残る契約」を見据えた準備

さらに、逝去後に未対応のまま残ってしまうと困るのが、携帯電話をはじめとする各種契約です。Mさんの状況では、解約のために必要となる情報・手続き条件を整理し、病院や大家さんなど関係者の負担が最小限となるよう段取りを整えました。加えて、電気・水道などライフラインについても解約手続きの実行・完了確認を行い、死後事務が滞りないよう整備しました。

葬儀・火葬・納骨まで、意思を尊重して手配

Mさんは葬儀や納骨についても不安を抱えておられました。弊社はご本人のご希望を確認し、葬儀社と連携。思い出のスーツもご一緒に納棺し、火葬式の実施、遺骨の送付などを含めた手続きを行いました。その後、ご遺骨をご実家のお兄様の元へお届けするまで支援いたしました。

「時間がない」ケースほど支援の柔軟な設計が必要

終末期は状況が刻々と変化します。当初の計画が突然変更となることも少なくありません。今回のように入所予定が転院へ切り替わった場合でも、支援の軸は「本人の不安を減らし、実務を止めないこと」です。

 

弊社では、医療ソーシャルワーカーさんなどの現場スタッフのご協力を得ながら、契約・生活実務・死後事務まで一括で支援します。時間的な猶予が少ないケースでも、どうぞお気軽にご相談ください。

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