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今回のケース

コラム

ご相談前のお悩み

  • 認知症が進み公共料金の支払いなどが困難に
  • 唯一の親族である兄がこれ以上の支援はできないと宣言

当社にご相談いただいた方

  • 兄からの相談を受けた施設紹介会社

通帳管理もお任せあれ!
金銭管理サービスで日常生活の不安が軽減

ケースの概要

身元保証に加えて、ご利用者の金銭管理のご依頼を受けたケースです。施設入所の緊急度は高くないものの、認知症のためおひとりでの生活や金銭の管理を行うことができなくなることが予測されておりました。なお、唯一の親族であるお兄さんはご本人の支援をしないことを宣言してしまいました。そのような中、弊社の金銭管理を身元保証と併せてご利用いただいたことで、ご本人に安心いただくことができた事例です。

「もう弟の世話はできない」

Hさんは、F市のマンションで一人暮らしをしていましたが、認知症を発症し徐々に症状が進行していきました。当初は近所に住むお兄さんが週に1回程度顔を出したり、通院に付き添ったりと世話をしていたものの、そんな生活が1年ほど経った頃、お兄さんが体力的・精神的に疲れてしまい、Hさんに介護施設に入ってほしいと望むようになりました。

 

お兄さんは、ケアマネジャーに紹介された介護施設の紹介会社に相談をしたのですが、その際「もう弟の世話はできない」「今後は関わりたくない」といった発言をされました。

身元保証に加えて金銭管理も必要に

介護施設に入るには、通常身元保証人という役割が必要です。一般的には親族など身近な人が身元保証人になることが多いのですが、今回の場合、お兄さんがもうHさんとは関わりたくないとのことで、お兄さん以外の誰かが身元保証人となる必要があります。しかし、Hさんにはお兄さん以外の親族はいません。そこで紹介会社のご担当が、弊社に相談をしてきてくれたのです。

 

Hさんは、認知症ではあるものの会話は可能で、通帳やキャッシュカードの管理はお兄さんがきちんとしてくれていました。しかし、今後はお兄さんの支援が得られないため、施設入所時の身元保証人の手配と、今後のお金の管理を誰かが行う必要があります。紹介会社の方によると、入所予定の介護施設ではお金の管理は一切行わないとのこと。

金銭管理サービスのご利用で施設入所後も安心した生活を

上記の情報や契約に必要な内容を、紹介会社の方やケアマネジャーから弊社に伝えていただいたうえで、弊社からは身元保証サービスのほかに金銭管理サービスをご提案しました。金銭管理サービスとは、ご本人に代わり弊社が通帳等の管理を行い、介護施設等への支払いを代行するサービスです。ご自分で管理ができないときや引き落としによる支払いができない場合にご利用いただくことで、各種支払いが滞ることがなく安心して生活頂けます。

 

Hさんにも事前に説明をさせて頂いたところ、「ぜひお願いしたい」とのことで、契約の準備を進めました。

 

契約当日は、ご本人のほかにケアマネジャーと紹介会社の担当の方にも立ち会っていただき、ご本人にとって有益な契約であることをしっかりと確認いただいて無事に重要事項の説明と契約を行うことができました。金銭管理サービスを併せてご利用いただくことで、Hさんがご不安なく施設でお過ごしいただけて弊社もうれしく思います。

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