今回のケース

コラム

ご相談前のお悩み

  • 施設入所後も不動産が残っており整理が必要だった
  • 私物回収やライフライン解約などの手続きも必要だった

当社にご相談いただいた方

  • ご本人、ご親族

施設入所後、自宅はどうする?
不動産売却から私物回収、各種手続きまで対応

ケースの概要

今回ご相談いただいたのは、施設へ入所された高齢のご利用者の不動産売却に関する内容した。

 

ご本人は、入院先の病院から直接施設へ入所される予定となっており、ご自宅へ戻ることが難しい状況でした。そのため、今後住む予定のないご自宅について、私物整理やライフライン解約を含めた整理が必要となっていました。また、施設で安心して生活を続けるためには、不動産売却による資金確保も重要な課題となっていました。

 

さまざま課題を抱える中、関係者との調整を行いながら、支援を進めていったケースです。

高齢者の不動産売却で生じる課題

今回の支援では、主に以下の点が課題となりました。
1.ご本人名義の不動産売却を円滑に進めること
2.私物回収やライフライン解約を迅速に進めること
3.不動産会社・施設・司法書士など、関係者との連絡調整を行うこと
4.契約・決済・引渡しまでを見据え、必要書類や確認事項を整理すること

 

高齢者の不動産売却では、不動産会社とのやり取りだけでなく、
・ご本人の意思確認
・ご親族との調整
・必要書類の準備
・契約内容の確認
・司法書士による本人確認
・決済・引渡し対応
など、多くの実務が発生します。

 

特に、お身体のご負担が大きい場合は、ご本人だけで進めることが難しく、周囲の支援や関係者との連携が欠かせません。

関係者との連携を通じた支援

ウェルビトでは、まず不動産会社の協力を得ながら、ご自宅の私物回収を進めました。その際、お部屋に残されていた領収書や契約書類などを確認し、電気・ガス・水道・通信関係などの契約状況を整理しながら、必要な解約手続きを行いました。

 

高齢者の施設入所では、病院から直接施設へ移るケースも多く、ご本人がご自宅へ戻れないことも少なくありません。そのため、生活環境の整理と並行して、残された契約関係を一つずつ確認・整理していく必要があります。

 

その後は、不動産会社との橋渡しを行いながら、売却に向けた準備を進めました。

 

今回は、ご本人に加え、遠方にお住まいのお兄様のご意向も確認しながら、関係者間の認識を丁寧に揃えて調整を進めました。事前に方向性を共有することで、後々の誤解やトラブルを防ぐことを意識しました。具体的には、
・不動産会社との販売条件の整理
・媒介契約の締結
・契約書・重要事項説明書の確認
・必要書類や公的証明書の準備
・権利書の管理
・司法書士による本人確認の日程調整
など、売買成立に向けた実務を段階的に支援しました。

 

また、施設側とも適宜情報共有を行い、ご本人の生活や療養環境に負担が生じないよう、全体の進行を調整しました。

 

その結果、不動産売却は無事に成約し、決済・引渡しまで見通しを持って進めることができました。

 

今回の支援は、単なる「不動産売却支援」ではなく、ご利用者の今後の暮らしを支えるための“資産整理支援”となったケースでした。

不動産売却は「生活支援」の一部

施設入所や療養環境の変化に伴い、「もう住まなくなったご自宅をどうするか」という課題が生じることは少なくありません。

 

また、不動産売却によって得られた資金が、その後の施設生活や療養生活を支える基盤となるケースも多くあります。一方で、不動産売却には、契約、書類準備、本人確認、決済、引渡しなど、多くの工程があり、ご本人やご家族だけで進めるには大きな負担となることがあります。だからこそ大切なのは、「売却そのもの」だけではなく、その後の暮らしが安心して続いていくよう支えることです。

 

ウェルビトでは、身元保証や金銭管理に加え、このような不動産売却を含む生活全体の調整についても、関係者の間に立ちながら支援しています。

 

ご利用者の暮らしが途切れることなく続いていくよう、必要な手続きを一つひとつ丁寧に整えてまいります。

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