今回のケース

コラム

ご相談前のお悩み

  • 身寄りがなく、早急な入院調整とともに身元引受人が必要
  • 施設入所の検討に加え自宅の賃貸借解除などの手続きも必要

当社にご相談いただいた方

  • ご本人、施設紹介会社の担当者

退院後の生活も見据えて
入院時の身元引受から施設入所まで支援

ケースの概要

Aさんは肺がんの療養中に呼吸困難が悪化し、入院治療が必要となりました。しかし身寄りがなく、入院時に必要となる身元引受人や緊急連絡先の確保が課題となっていました。

 

また、Aさんは病状や生活状況からすると、退院後に自宅で生活を続けるのは難しく、入院時から退院後の生活場所として施設入所を前提とした支援体制を整える必要がありました。

 

そこで、Aさんご本人と施設紹介会社の担当者からご相談をいただき、弊社の身元保証サービスをご利用いただくこととなりました。弊社では、入院時の身元引受から、施設紹介会社との連携による施設入所手続き、ご自宅の賃貸借解除などの各種手続きまで、一連の流れとして支援しました。

身寄りのない方が入院する場合の現実

身寄りのない方が入院される場合、医療機関では緊急連絡先や入院費用の支払い方法、退院後の受け入れ先、万が一の際の連絡体制など、さまざまな確認が必要になります。

 

本来、医療の必要性は身元引受人の有無によって左右されるべきものではありません。また、医療行為の同意はご本人にのみ認められる権利であり、身元引受人などの第三者が代理して同意することはできません。

 

しかし実際には、退院後の生活場所が決まらない、連絡調整を担う人がいない、施設入所の契約を進められないといった理由から、入院中の早い段階で支援体制を整えることが重要になります。特にがんなど進行性の病気を抱えている方の場合、体調の変化によって短期間で判断や手続きが必要になることも少なくありません。

 

そのため、入院時から「退院後にどこで、どのように暮らすか」を見据え、医療機関、施設紹介会社、入所先施設、身元保証会社が連携して支援を進めることが大切です。

入院から新たな生活までを切れ目なく支援

弊社では、ご本人と施設紹介会社の担当者からのご相談を受け、まず体調や生活状況、今後のご希望を確認しました。そのうえで、入院時に必要となる身元引受人・緊急連絡先としての対応を行い、医療機関と連携しながら入院生活を支援しました。

 

並行して、退院後の施設入所を進めるため、施設紹介会社の担当者と連携しました。Aさんの身体状況や必要な医療的ケア、費用面、生活上のご希望を踏まえ、受け入れ可能な施設を確認しました。

 

施設決定後は、入所に必要な書類の準備や契約手続き、関係者との日程調整を実施。入院から退院、施設入所まで支援の流れが途切れないよう、関係者間で情報を共有しながら進めました。

 

さらに、ご自宅の賃貸借解除・私物回収、車両売却、自動車保険やJAFの解約、各種ライフラインの停止手続き、プロバイダー解約、眼鏡の作成支援など、施設入所に伴って発生した各種手続きもサポートしました。

 

その結果、Aさんは無事に施設へ入所され、現在は必要な支援を受けながら生活されています。施設への入所を前提に、入院時の身元引受を入口として、退院後の暮らしの場につなげることができたケースです。

退院後の生活まで見据えたサポート

身寄りのない方の入院支援では、入院時の身元引受だけでなく、退院後の生活をどう整えるかが重要な課題になります。特に、退院後に施設入所が必要な場合には、退院支援と施設探し・入所契約・身元保証の手続きを並行して進める必要があります。

 

今回のケースでは、入院時の対応から施設入所までを一連の流れとして支援したことで、ご本人が安心して新たな生活場所へ移ることができました。

 

弊社では、身寄りのない方やご家族による支援が難しい方に対し、施設入所を前提とした、入院時の身元引受を含む対応、施設入所の手続きなどを行っています。入院から退院後の生活まで、切れ目のない支援が必要な場合は、どうぞお気軽にご相談ください。

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