ケースの概要
82歳のNさんは自転車走行中に転倒し、車にはねられる事故に遭いました。意識不明の重体で病院に搬送され、一命は取り留めたものの気管切開を余儀なくされ自宅での生活が困難に。頼れる家族がいないNさんは、医療依存度が高い状況でも受け入れ可能な施設と身元保証人を必要としていました。ご相談を受けた弊社が施設探しと身元保証を一括して行うことが可能な旨を説明し、Nさんに安心してご契約いただくことができました。
突然の交通事故で自宅生活が困難に
H8月、Nさんはいつも通り、自転車でスーパーに買い物に出かけました。何十年も通っている道ですが、この日は台風の接近により風が強く、車道を走行していたNさんは強風にあおられ車側に転倒。走行中の車にひかれてしまいました。意識不明の状態で病院に搬送されたNさん。一命はとりとめましたが、呼吸がうまくできず気管切開を余儀なくされました。
当然、自宅に帰ることは難しく、施設を探すことになりましたが、一人息子との関係性が悪く頼ることができないため、医療依存度が高くても入所できる施設と身元保証人を探す必要が出てきたのです。
施設探しも身元保証もお願いしたい
病院のMSWからの聞き取りによって、Nさんは以下のような希望を持っていることが確認されました。
・身体的に不自由でも入所できる施設を探したい
・息子には頼りたくないので、身元保証人になってくれる人も探したい
この相談を受けたMSWは、身元保証会社である弊社が、介護施設の紹介も行うことができることをご存じで、すぐに連絡を下さいました。ご連絡を受けた弊社は、すぐに施設紹介の相談員がNさんを訪問し、医療依存度が高くても入所できる近隣の施設をご提案。併せて、身元保証サービスの概要もお伝えし、ご納得いただけたため迅速に施設の決定、身元保証の手配を行うことができました。
ワンストップでのサポートを実現
施設入所のための身元保証を提供する弊社ですが、本事例のように、施設のご提案からお手伝いするケースも珍しくありません。Ｎさんには、施設探しからのお手伝いも行うことで、ワンストップでのサポートを実現し、喜んでいただくことができました。